Webデザインの勉強をして、実際にいくつか案件を経験してきました。
最初の頃は、
「初心者OKなら、とりあえず応募してみよう」
という感じでした。
でも、実際に仕事をしてみると、同じ「Webデザインの仕事」でも、作業内容によってかなり大変さが違うことが分かってきました。
作業自体はできても時間がかかるもの。
逆に、比較的やりやすいけれど、単価を上げるのは難しそうなもの。
そして、報酬は高くても「これは自分には向いていないかも」と感じるものもあります。
今回は、これまで経験した案件を振り返りながら、最近少しずつ分かってきた「自分に向いている仕事・向いていない仕事」について書いてみます。
- 比較的やりやすいと感じるのは「既存データの修正・差し替え」
- 逆に、難しいと感じるのは「結果まで求められるデザイン」
- 「作れるかどうか」と「向いているか」は別だった
- 「向いている仕事」と「稼ぎやすい仕事」は、どうやら別らしい
- まだ実績がない仕事には、少しハードルを感じる
- 案件を選ぶときに、見るところも変わってきた
- 「人柄重視」の案件には少し慎重になった
- 募集文の「雰囲気」も見るようになった
- 今後増やしていきたいのは、こんな案件
- 少しずつ、自分に合う仕事が見えてきた
- ただ、「自分に合う仕事」が分かっても、それだけでは稼げない
- クラウドソーシングだけでいいのか、という迷いもある
- 「向いている仕事」を探すところから、次の段階へ
比較的やりやすいと感じるのは「既存データの修正・差し替え」
これまで経験した中で、比較的やりやすいと感じているのは、
- Photoshopの文字・画像差し替え
- Illustratorの既存データ修正
- SNS画像
などです。
共通しているのは、完全にゼロからデザインを考えなくてもいいことです。
Photoshopの文字・画像差し替え
Photoshopを使った文字や画像の差し替えは、これまで何度か経験しています。
もちろん、データによっては細かい調整が必要になりますが、基本的には、
「ここにある文字を変更する」
「この画像を別の画像に入れ替える」
といったように、やることがある程度決まっています。
新しくデザインを考えるというより、作業として進めていけるので、私は比較的取り組みやすいと感じます。
実際、継続して依頼をいただいている案件も、このタイプの仕事です。
Illustratorの既存データ修正
Illustratorも同じで、すでにあるデータの色や画像などを変更する作業は、比較的やりやすいです。
新しくレイアウトを考えたり、デザインの方向性を一から決めたりする必要がないからです。
以前、既存のIllustratorデータを使って色や画像を変更する案件も経験しました。
ただし、この案件ではデータが重く、パソコンの動作が遅くなったり、1枚ずつの調整に時間がかかったりして、「作業内容としてはできるけれど、効率が悪いと大変」ということも分かりました。
SNS画像も、条件によってはやりやすい
SNS画像については、完全に自由にデザインするものよりも、ある程度方向性が決まっているもののほうが取り組みやすいです。
例えば、サイズが1080×1080pxのような正方形の画像なら、比較的小さな範囲でまとめられるので、作りやすいと感じます。
もちろん、内容によってはデザインを考える必要がありますが、
「こういう雰囲気で」
「この素材と文章を使って」
など、ある程度の方向性が決まっていれば対応しやすいです。
逆に、難しいと感じるのは「結果まで求められるデザイン」
一方で、これまで経験した中で大変だったのが、
- YouTubeのサムネイル
- 楽天などの商品画像
です。
どちらも、単に「きれいな画像を作る」というだけではありません。
クリックされることや、商品が売れることなど、作った先の結果まで意識する必要があるからです。
YouTubeのサムネイルは、思っていたより難しかった
YouTubeのサムネイルは、最初は、
「素材と文字を組み合わせて、見やすくすればいいのかな」
くらいに考えていました。
でも実際にやってみると、そう簡単ではありませんでした。
サムネイルにはある程度、
「こうすると目立ちやすい」
「こういう情報を強調する」
といった型のようなものがあります。
過去のサムネイルや見本を参考にすることもできますが、見本と同じように作ればいいというわけではありません。
クリックされるためにはどうするか。
どの部分を目立たせるか。
どんな言葉なら興味を持ってもらえるか。
そういったことまで考える必要があります。
私はどちらかというと、シンプルなデザインを作りがちです。
そのため、いわゆる「商業的なサムネイル」のような、強く目を引くデザインを作ることに難しさを感じました。
商品画像も「売れること」を考える必要がある
楽天の商品画像も似ています。
商品そのものをきれいに見せるだけではなく、
「この商品が欲しいと思ってもらえるか」
「どこを強調すれば伝わるか」
などを考える必要があります。
これも、ある程度の型やセオリーはあると思います。
でも、私の場合はシンプルなものを作りがちなので、「商品を売るためのデザイン」という部分に難しさを感じました。
勉強したことがないわけではありません。
でも、実際に案件としてやってみると、
「ただデザインができればいいわけではないんだな」
と実感しました。
「作れるかどうか」と「向いているか」は別だった
こうして振り返ると、私は、
決められた内容に沿って、丁寧に作業する仕事
のほうが比較的やりやすいようです。
反対に、目的に合わせて、ゼロからデザインを考え、結果まで求められる仕事になると、難しさを感じます。
もちろん、経験を積めばできるようになる可能性はあります。
なので、
「私はサムネイルができない」
と決めつけているわけではありません。
ただ、今の自分のスキルや経験を考えると、
「これは得意分野として伸ばしていくのがいいのかな?」
とは思います。
案件をいくつか経験したことで、こういう違いが少しずつ分かってきました。
「向いている仕事」と「稼ぎやすい仕事」は、どうやら別らしい
ここが、今回一番考えたところです。
例えば、サムネイル制作は、継続案件になれば比較的安定しやすいのではないかと思っています。
案件によって違いますが、1枚あたりの単価も、画像の単純な差し替えなどと比べると低すぎるものばかりではありません。
そのため、サムネイル制作が得意な人なら、収入の中心にしていくこともできるのではないかと思います。
でも、今の私にはあまり向いていないと感じます。
一方で、画像の差し替えや既存データの修正は、私にとっては比較的やりやすい仕事です。
ただ、こういった案件はそこまで多くありません。
また、作業内容としては比較的シンプルなので、単価を高く設定するのも難しいと思います。
そうなると、
いかに効率よく作業するか
ということも重要になります。
そのため、今の私にとっては、
「大きく稼ぐための仕事」というより、臨時収入や継続して受けられる仕事のひとつという位置づけになっています。
もちろん、ココナラなどで自分に合うサービスを出品して、定期的に依頼が入るようになれば、また話は変わってくると思います。
まだ実績がない仕事には、少しハードルを感じる
スクールでは、STUDIOを使ったサイト制作やLPのデザインなども勉強しました。
そのため、今後そういった案件で実務実績を作ることができれば、単価としてはもっと上を目指せるのではないかと思っています。
案件にもよりますが、1万円以上の仕事も狙える分野だと思います。
ただ、今の自分には、少し不安なところもあります。
というのも、サイト制作やLPについては、スクールの課題として作った経験はありますが、実際のクライアントから依頼を受けて作った実績はまだありません。
課題であれば、ある程度決められた条件の中で制作できます。
でも、実際の仕事になると、
「ここをもっとこうしたほうがいいのでは?」
「この部分は、クライアントが本当に求めているものと合っているかな?」
といったことを考えながら、場合によっては改善案を出すことも必要になると思います。
そういった、実際のクライアントが求めるものをくみ取って提案する経験は、まだ自分には足りないと感じています。
だからといって、サイト制作やLP制作を諦めているわけではありません。
むしろ、今後経験を積んでみたい分野のひとつです。
例えば、もし身近な人で、
「サイトを作りたい」
「LPを作りたい」
という人がいて、
「まだ実績はないけれど、勉強したことを使って作らせてもらえないかな」
と声をかけられるような機会があれば、多少安い金額でも、まずは実案件として経験してみたいと思っています。
そうやって、
実際のクライアントとやり取りしながら、何を求められるのかを知る経験
を積んでから、初めましてのクライアントから正式に依頼を受けるほうが、今の自分には現実的なのかもしれません。
今はまだ「できない」と決めているのではなく、実績がない状態から、どうやって最初の実績を作るかというところで止まっている感じです。
案件を選ぶときに、見るところも変わってきた
最初の頃は、とにかく
「初心者OK」と書いてあれば応募していました。
でも、今はもう少し細かく見るようになりました。
例えば、
- クライアントの実績や評価
- 募集人数
- 希望納期
- 作業内容が具体的に書かれているか
- 報酬と作業量が合っていそうか
- 募集文の雰囲気
などです。
特に最近は、「募集文を読んだだけで、何をすればいいのかある程度分かる案件」を選ぶようになりました。
「人柄重視」の案件には少し慎重になった
SNS画像などでは、
「長期継続」
「人柄重視」
「一緒に成長してくれる方」
といった募集を見かけることがあります。
もちろん、こういう募集が悪いということではありません。
ただ、私自身がこれまで応募してみた経験では、応募時に、
- 個人的なこと
- 仕事に対する意気込み
- どれくらい稼ぎたいか
- 将来どうなりたいか
など、仕事内容とは直接関係しない質問にたくさん答える必要があるものもありました。
そういった案件に応募しても採用されなかったり、個人的なことを聞かれる面談に進んだものの、実際の仕事内容についての説明があまりないまま、結局仕事につながらなかったこともあります。
もちろん、すべての案件がそうだというわけではありません。
ただ、自分の限られた時間を考えると、最近は仕事内容や条件がある程度具体的に書かれている案件のほうが応募しやすいと感じています。
募集文の「雰囲気」も見るようになった
もうひとつ、最近見るようになったのが募集文の雰囲気です。
例えば、応募者に対して、
「こういう人は応募しないでください」
「こういう方はお断りします」
という注意事項が、とても強い言葉でたくさん書かれている案件があります。
もちろん、クライアント側にも事情があると思いますし、条件を明確にすること自体は必要だと思います。
ただ、もし契約した場合、その方と実際にやり取りをすることになります。
そのため、
「自分がこの人と普通にコミュニケーションを取れそうかな?」
ということも少し考えるようになりました。
仕事内容だけではなく、一緒に仕事をする相手としてやり取りしやすそうかという視点も、以前より持つようになったと思います。
今後増やしていきたいのは、こんな案件
今のところ、できればもう少し経験を増やしたいと思っているのは、
- SNS画像
- バナー
- サムネイル
- Illustratorの修正
- 画像の差し替え
などです。
ただし、サムネイルについては、
「クリック率を上げることが最重要」
というような案件よりも、もう少しデザインそのものを見てもらえる案件のほうが、自分には合っている気がします。
また、SNS画像やバナーも、完全に自由にデザインするより、ある程度方向性や素材がある案件のほうが、今の自分には取り組みやすそうです。
こうして具体的に考えてみると、以前よりも「何でもいいからWebデザインの仕事をしたい」という気持ちは少し変わってきました。
少しずつ、自分に合う仕事が見えてきた
案件を受け始めたばかりの頃は、
「Webデザインを勉強したんだから、Webデザインの仕事なら何でもできるようにならないと」
と思っていました。
でも、実際にやってみると、同じWebデザインでも向き不向きがあります。
作業としてはできるけれど時間がかかるもの。
やってみたら意外と楽しいもの。
報酬は高いけれど、今の自分には難しいもの。
逆に、比較的やりやすいけれど、単価を上げるのが難しいもの。
そういう違いが、少しずつ分かってきました。
だから今は、
「何でもできるようになる」より、「自分ができることをどう仕事につなげるか」
を考えたほうがいいのかなと思っています。
ただ、「自分に合う仕事」が分かっても、それだけでは稼げない
ここは、今回の記事を書いていて自分でも思ったことです。
自分に向いている案件が分かってきたからといって、それだけで月5万円を稼げるわけではありません。
私の場合、今のところ目標は副業で月5万円です。
でも、比較的やりやすい画像の差し替えや既存データの修正だけで、その金額を安定して作るのは簡単ではないと思っています。
では、もっと単価の高い案件に挑戦するのか。
サムネイルなど、需要のある仕事を練習するのか。
STUDIOやLP制作など、まだ実績の少ない分野に挑戦するのか。
それとも、クラウドソーシング以外の仕事の取り方を考えるのか。
まだ答えは出ていません。
クラウドソーシングだけでいいのか、という迷いもある
スクールにいた頃、実際に仕事をしている人の話を聞く中で、
「知り合いから仕事を頼まれるようになった」
「スクールでつながった人から仕事を紹介してもらった」
といった話もありました。
そういう形で仕事が広がっていくのも、ひとつの方法なのだと思います。
ただ、私はあまりコミュニティに積極的に参加するタイプではありません。
知り合いに、
「何か仕事があったらお願いします」
と自分から声をかけて回るのも、あまり得意ではありません。
そう考えると、今の自分にとっては、クラウドソーシングで実績を積み重ねたり、自分の得意なことを分かりやすく見せたりすることも、まだまだ重要なのだと思います。
では、どうやって自分を売り込んでいくのか。
ここは、これから考えていきたいところです。
「向いている仕事」を探すところから、次の段階へ
Webデザインの副業を始めて、いろいろな案件を経験してきました。
その中で、少しずつ、
「これは比較的やりやすい」
「これは時間がかかる」
「これは今の自分には難しい」
ということが分かってきました。
今のところ、私は決まった内容に沿って作業する仕事や、ある程度方向性が決まっている画像制作のほうが取り組みやすいと感じています。
一方で、クリック率や売上など、結果まで強く求められるデザインや、抽象的な指示から自分で考えていく仕事には、まだ難しさを感じます。
ただ、向いている仕事と稼ぎやすい仕事は、必ずしも同じではありません。
自分に合う仕事が分かってきたからこそ、今度は、
「それをどうやって収入につなげるか」
を考える段階に来たのかもしれません。
まだ毎月5万円という目標にも届いていません。
でも、以前は「どんな案件に応募したらいいのか」すらよく分かっていませんでした。
それを考えると、少しずつですが、自分に合う仕事は見えてきました。
ここからどうやって仕事につなげていくのか。
まだまだ途中です。

